2010年10月26日

APCのUPSのパスワード設定し直し

PowerChute Business Edition 7.0.5 の設定について。

■状況

・UPSを接続しているサーバのOS : Linux CentOS 5
・UPS設定をするコンソールのPC : Windows XPpro

2年くらい前に設定したAPCのUPS。
電源断までの時間を変更したい。が、当時設定したときのメモが見つからない。
設定に使用したノートPCは特定できた。


■PowerChute Business Edition のコンポーネントのメモ

・[エージェント]
 直接UPSと通信するコンポーネント。
 今回はLinuxサーバにインストール。

・[サーバ]
・[コンソール]
 エージェントを管理するためのコンポーネント。
 今回はWindowsXPのノートPCにインストール。Linux版も出してくれればいいのに。。。



■作業手順

1.Linuxサーバにインストール済みの PowerChute Business Edition のパスワードを調べます。

# cd /opt/APC/PowerChuteBusinessEdition/Agent
# ./config.sh

怪しそうなUsernameとPasswordを打ち込むけど認証できない…



2.あきらめて[エージェント]のインストールし直し。

rpmでインストールしてるので削除は楽。
# rpm -e pbeagent

再インストール&再設定
# rpm -ivh pbeagent-7.0.5-308.i386.rpm
# cd /opt/APC/PowerChuteBusinessEdition/Agent
# ./config.sh

※config.shのメモ
http://sturgeon.apcc.com/Kbase.nsf/0/08C3E41D64DD4B2549256DC900096F18?OpenDocument

> Smart
> PowerChute Business Edition対応UPSの本体シリアルポート使用時
> Simple
> 2-Port Interface Expander Card(型番:AP9607)使用時、ならびに
> Share-UPS 8 Port Interface Expander(型番:AP9207)使用時のベーシックポート使用時

通常はSmart選択で構わない?


3.UsernameとPasswordが変わったので、ノートPCにインストールしてあった[サーバ][コンソール]も設定し直し。
 一旦アンインストールして、もう一度インストール。

4.[サーバ]の設定。
 設定プロファイルはなんとか設定できましたが、デバイスリストに先程エージェントを
 インストールしたLinuxサーバが検出されない。

 【新規】ボタン →
  現在のデバイスリストに追加された「新規デバイス」の名称に直接IPを記入 →
 【適用】ボタン(※「新規デバイス」の名称が残っていると押せない) →
 『(サーバ名)の追加に失敗しました』と表示される。

 ノートPCからLinuxサーバへはPingも通るし、
 IPもセグメントも合ってるし、
 WindowsXPのNortonのファイアウォールも切ったし…
 と悩んでたら
 Linuxサーバの方のファイアウォール切ってないのを思い出した。

 切ったらさくっと「検出されたデバイス」に表示されました^^;

 ちなみにUPSが接続されていない状態ではデバイスの追加は完了しないようです。


以上、結論としては、
一旦アンインストールしてインストールし直せばパスワードはクリアできるようでした。


タグ :UPSAPC

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Posted by とりの からあげ at 15:22│Comments(0)サーバ
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